産後薄毛

産後薄毛の原因と対策〜食べ物・治療方法・漢方薬など

<産後薄毛?概要>
産後薄毛の原因と対策として、ホルモンバランスがポイントになります。産後薄毛の原因として、ホルモンバランスの乱れです。女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類に大別されます。普段であれば、交互に優位な働きをしています。しかし、妊娠することにより、エストロゲンとプロゲステロンは、どちらも一緒に分泌量が通常よりも増加します。エストロゲンとプロゲステロンの両方の分泌がしっかりと維持されることにより安全な出産が可能になります。出産が終わることで、大量のエストロゲンとプロゲステロンは、正常なバランスを取り戻すために急激に減少していき、通常のホルモン量よりも減少してしまうこともあります。この急激な変化に体が対応しきれずに薄毛を含めて様々な不調があらわれやすくなります。
対策としては、食べ物や漢方薬を使った治療方法があります。食べ物では、イソフラボンを意識的に摂取します。大豆に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用があるため、乱れたホルモンバランスを整えることにつながります。豆腐や納豆など変化させながら摂取することで、飽きずに続けることができます。あわせて、食事を規則正しい時間にバランスよく摂ることをこころがけます。産後は、赤ちゃん中心の生活になるため、難しいですが、授乳の時間をうまく調整して生活にリズムをつくるようにします。自律神経のバランスを整えるためにも、昼夜逆転生活しないようにします。夜に眠れない場合は、眠れなくても目をつぶって横になっておくことで、大きく違います。
漢方薬を使った治療方法では、症状や体質にあわせて処方してもらうことができます。漢方医学では、髪の健康は、血液と深い関係があると考えられています。そのため、血液が足りていなかったり循環が悪くなると栄養が行き渡らずに薄毛や抜け毛になるという考え方があります。他にも、強いストレスによって気の流れが滞ることが原因、腎臓や生殖器、ホルモン代謝などの機能が弱くなることによる薄毛が原因と3つに分かれます。それぞれの状態に合わせて処方することになるため、血液を補う場合には、当帰芍薬散や十全大補湯、弱まった気を改善する場合には、柴胡加竜骨牡蛎湯や桂枝加竜骨牡蛎湯、腎を元気にする場合には、八味地黄丸や補中益気湯などを処方することがあります。漢方薬は、ひとりひとりの症状や体質にあわせて調合することができるため、体質改善させることが可能です。